ペンキの軌跡
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インド(トラックの側面)
もしも、画家の梅原龍三郎氏が抽象絵画を描いたら、こんな絵を描くんじゃないか?と思った。
- インド
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サンフランシスコ(海辺にあったシャワーの壁)
太陽と海の塩と風でボロボロだけど、美しいのなんの・・・僕にとっては美術品。
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横浜(中華街にあったお店の壁)
ペンキの色がまさしく中華!
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横浜(倉庫の壁)
夢中で撮っていると、ガードマンに「何やってるんだぁ」と叱られる。
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東京(交番の前にあった歩道)
地面にしゃがみこんで撮っていると警察官に「そこで何してるの?」と声をかけられる。「このペンキが綺麗なので撮ってます」「こんな剥げたのが??ふぅ〜ん」と言って交番の中に戻っていった。
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サイパン(サーカスに来ていたトレーラーの側面)
「そんなもの撮らないで自分たちを撮れ」と、サーカスの団員が次から次へと集まってきた。
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ハワイ(トラクターの側面)
日本で赤いペンキを使っているのは消防車くらいだろうに、南の島で使われているペンキの色は日本では考えられない鮮やかな色が多い。
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インド(屋台のアイスクリーム屋の側面)
どうして暑い国の人ってこんなに鮮やかな色のペンキを塗るんだろう、もう感激!!
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グアム(トラックの側面)
ファインダー越しに、夏の夜の花火が見えた。
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東京(雨の日の道路)
あまりにも綺麗だったので夢中になって道路にしゃがみ込んで撮っていた。気がついたら背中がおもいっきり濡れていた。
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東京(雨の日の道路)
雨の日は地面が濡れてペンキの色が浮き出てくる、僕にとっては雨の日の地面は美術館。
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サイパン(トラックの側面)
ペンキの色を浮き出させたい為に、持っていたミネラルウォーターを口に含んで「プーッ」吹きかけて濡らしてみた。ペンキの色が鮮やかに浮き出て喜んでいたら、トラックの持ち主に「俺のトラックに何してるんだ!」と叱られる。訳を話したら笑って許してくれた。
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東京(雨の日の道路)
ファインダー越しに見た模様は、どこかの国の国旗にしてもいいくらい素敵だった。
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サイパン(ジープの側面)
エネルギッシュな抽象絵画よりパワーを感じた。 時間と自然の協同作品。
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東京(雨の日の道路)
雨の日は、道路のペンキから僕に「ここですよ〜」とあっちこっちから声が掛かる(笑)
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サイパン(港にあった鉄柱)
「海風のエネルギーは凄い!!錆にパワーがある」こんなことに感心しているのは僕だけだろう・・・
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ハワイ(海辺の芝生に倒れていたベンチの裏)
ボロボロになって捨てられていた赤いコカ・コーラのベンチの裏は、黄色い芸術品。
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東京(雨の日の道路)
この部分を持って帰って額に入れて飾りたいくらい好きになった。
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東京(雨の日の道路)
ペンキが塗られた場所を見つけて、そこから自分の気に入った部分をファインダーで探す作業は、本当に楽しい。
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グアム(ガソリンスタンドの地面)
玉虫という昆虫に見えた。
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東京(雨の日の道路)
水の中で動く綺麗な青虫を発見した気分。
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東京(雨の日の東京)
雨の日はペンキの色が鮮やかに浮き出てくるのでワクワクする。
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サイパン(使い古されたジープの側面)
汗かきながら写真を撮っていたら、ジープの持ち主が「この車のどこがかっこいいんだ」と笑っていた。
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インド(力車の側面)
撮っていると力車のおじさんが「そんなもの撮らないで俺を撮れ」と言ってポーズをとった、おじさんの服も派手だった。
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グアム(停泊していた船の側面)
この錆加減・・・毎日雨風にさらされているだけあって、かなりエネルギッシュ!!
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パラオ(民家の壁)
海の色と同じくらい綺麗な壁だった。
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ニューカレドニア(港にあった倉庫の扉)
鉄のボルトまでいい感じにアートしてた。
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ニューカレドニア(民家の壁)
こちらの家の壁はペンキを何層にも塗っている。その層がなんと美しいことか、こんなペンキの塗り方日本では見たことがない。
- ニューカレドニア
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シンガポール(レストランの壁)
剥げ落ちた壁があまりにも綺麗だったので夢中で壁の隅々を撮りまくった。レストランのお客が不思議そうな顔で僕を見ていた。
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ニューカレドニア
この島は海も壁もコバルトブルー。ペンキの選び方は、済んでいる土地の環境に影響を受けるのかも?
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ロサンゼルス(ガソリンスタンドの地面)
太陽の反射でペンキのブルーが美しく、飛行機から見た太平洋に見えた。
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インド(動物園の扉)
ペンキの剥げた写真を撮り始めたきっかけになった壁。ペンキが剥がれたものがこんなに美しいとは、この壁に出会うまで全く気がつかなかった。
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パラオ(民家の壁)
コバルトブルーの海の色と同じくらい壁の色は美しかった。剥がれ具合と色 100点満点。
- パラオ
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ニューカレドニア(コンテナの側面)
コンテナの側面もファインダー越しに見たら、美しい珊瑚礁。
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横浜(倉庫の扉)
日本の倉庫にしては珍しくビビットな色のペンキを使っているので驚いた。
- 東京(雨の日の道路) 雨の日の地面には色が氾濫している。
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東京(雨の日の道路)
東京の道路にフランス国旗を見つけた。
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サイパン(港においてあったコンテナの側面)
いったい何をやったらこんな模様がつくのだろう?
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ハワイ(海辺にあったトイレの壁)
日本ではピンク色のトイレは絶対にありえない。
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ニューカレドニア(倉庫の木の壁)
ペンキの剥げ具合があまりにも美しくて、このまま持って帰りたかった。
- ニューカレドニア
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東京(歩道橋の道路)
毎日靴に踏まれてる場所でもいい味出してる。
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函館(倉庫の扉)
鉄のボルトが扉と一体化して、いい味を出してる。
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ロンドン(倉庫の鉄の扉)
いい味出してる、このグラデーションが最高にいい!!
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千葉(九十九里の砂浜に捨てられていた鉄板)
光具合が、鯖(サバ)に見えた。
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横浜(倉庫の扉)
ファインダー越しにみえた扉はワニの背中。
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横浜(倉庫の壁)
くすんでいたペンキの色を浮き出させたかったので、持っていたミネラルウォーターを口に含んで吹きかけたら渋い色が浮き出てきた。
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サイパン(倉庫の扉)
倉庫の持ち主は、こんなになっちゃって困ってるだろうに。「太陽と海の風が作ったアートだ」と喜んでいるのは僕だけ。
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函館(倉庫の扉)
古いお寺の屏風絵を見ている気分だった。
- 東京
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東京(ロケでみんなが乗ったロケバスの側面)
ロケバスのドライバーに「いいね、この傷跡」と言いながら撮り始めると・・・「えっ写真撮るんですか?勘弁してくださいよ〜」と弱った顔をした。
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東京(撮影でよく使うスタジオの近くで見つけたガードレール)
雨と風と車の排気ガスが作ったアート。
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東京(雨の日の横断歩道)
毎日人に踏まれてアート作品完成!!
- 東京(タイヤのスリップ跡がついた横断歩道)
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パリ(公演のベンチ)
遠目で見るとただの使い古されたベンチだけど、こうやってクローズアップして撮るとしぶ〜い版画のようだった。
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ニューヨーク(傷だらけの車のボンネット)
車の傷もファインダーを通したら素晴らしい抽象絵画!!
- ニューヨーク
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東京(住宅の壁)
鉛筆で書いた綺麗な線に見えた。
- 東京(パーキングに描かれた線) 雨の日は、アスファルトも汚れたグレーの色から濃い黒に変わるので、白いペンキが浮き出てくる。ペンキで描いた白い十字架。